魂のゆくえ

魂のゆくえ
ピーター・バラカン 著
20年近く前に出た本の増筆再発行2008年版。
みんながいいって言うもんで気になってたんです。
まさにソウルの教科書。
楽しいお勉強という感じで。
リアルタイムで青春時代を過ごしたピーター・バラカンならではのエピソードがいい。
曲は知ってるのも沢山ありますが、ソウルの歴史を知ると聴こえ方が違いますよ。
あの時代背景ありきの、まさに『魂』の音楽ですね。
にわかファンなので「なるほどなー」の連発。
ディスクガイドもバッチリなんで、最近はこの本片手にTSUTAYA通いです。
レコード欲しいのいっぱいあるけど高いのが多すぎ…。
今は、70's SOULの章が特に好きで、Donny Hathaway、Curtis Mayfield、Marvin Gayeあたり毎日のように聴いてます。
もうこれなんか名盤すぎ。

What's Going on / Marvin Gaye
それにしてもピーター・バラカンって怖いくらい何でも知ってますねー。
ノルウェイの森

ノルウェイの森
村上春樹 著
初めて読んだ時は、物語序盤の主人公たちと同い年くらい。
感情移入してしまって、読み終わってからしばらく沈鬱な気分でした。
でもその感じが好きで、それから2年に1回くらいは読み返してます。
今回は、映画化されるというニュースを見て思い出したのでまた。
トラン・アン・ユン監督、ワタナベトオルが松山ケンイチで、直子が菊地凛子で、緑が水原希子ですか。
原作知った上で映画を見るってのをやったことないので公開が楽しみです。
見終わってどんな気分になるんやろう。
何回も読んでると、さすがにショックもなければ、読み終わった後の喪失感も全くないですが、やっぱり飽きない本です。
たまに全く理解できないのもありますが、比喩がすごいきれい。
900万部近く発行してる特大のベストセラーなので、Amazonにレビューが山ほどあります。
是非ご参考に。読んでると色んな人がいておもしろいです。
無理に評論的に書こうとしたのが裏目に出ておかしなことになってる人とか、深読みしすぎじゃね?って人とか。
賛否両論ですが、そんだけ売れたらね。
猛烈に批判してる人のコメントの大半が、『フィクション』ってものを根本から覆すようなことを言ってる気がするのは、個人的な思い入れが原因なんですかね。
ヤマケイポケットガイド『きのこ』

ヤマケイポケットガイド『きのこ』
小宮山 勝司 著
Destineユウイチ家で見せてもらって以来、「きのこすげー!」とやたら興奮ながら、この図鑑をチラチラ見てます。
きのこって菌ですよ。菌。
何なんですかこの色形。
ヤマケイポケットガイドは、写真がきれいとか、本のサイズが持ち運びに丁度良いとか、色々魅力的ですが、この『きのこ』に関しては、著者の説明が絶妙。
ちょっとふざけた感じが馴染みやすくていいです。
えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経
先週大阪で横チンの家に泊めてもらった時にあったので読んでみました。

『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』
般若心経に興味があったわけじゃないけど、仏教的な精神論はわりと好きです。
でもお経ってのは、所謂呪文みたいな感じで、唱えることに意義があるものであって、その意味ってのは仏教をめちゃめちゃ勉強した人にしか理解できないもんだと勝手に思い込んでました。
この『笑い飯哲夫訳』って意外性で、チラッと開いてみたら小難しい言葉が一切ない。
ほんで噛み砕きまくって説明してるからほんとにわかりやすくて、半日かからずサラッと読めました。
般若心経がたった276文字だとは知らなかったし、呪文やと思ってたのがただの漢文ってのもビックリ。
漢文ってことは、中学で習った“返り点”ってやつをつければある程度は理解できるってこと?
呪文やと思ってたのをある程度読めるなんてすごくないですか!
…この辺ただの無知をさらしてるだけですね。
“返り点”で訓読できたところで、解釈は難しいんですけど…。
この本、ちょいちょいコラムみたいなのが差し込んであるんですけど、それがほんとおもしろいですよ。
因縁の話とか、東京タワーの話とか、しょーもないことなんですけど、「そこ普通つながらんやろー」みたいな驚きがあります。
笑い飯の哲夫さんの思考回路はすごい。
ちょっとでも興味があるならぜひ読んでみてください。
お経とか仏教について詳しい人が読んだらどう思うかは知りませんけどね。
おれもAmazon
で注文して、またじっくり読んでみようと思います。
中学の時、般若心経を暗記したり写経したりしてた堀くんって人がいて、変なやつやなーとしか思ってなかったけど、今思えば深いな、堀くん(笑

『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』
般若心経に興味があったわけじゃないけど、仏教的な精神論はわりと好きです。
でもお経ってのは、所謂呪文みたいな感じで、唱えることに意義があるものであって、その意味ってのは仏教をめちゃめちゃ勉強した人にしか理解できないもんだと勝手に思い込んでました。
この『笑い飯哲夫訳』って意外性で、チラッと開いてみたら小難しい言葉が一切ない。
ほんで噛み砕きまくって説明してるからほんとにわかりやすくて、半日かからずサラッと読めました。
般若心経がたった276文字だとは知らなかったし、呪文やと思ってたのがただの漢文ってのもビックリ。
漢文ってことは、中学で習った“返り点”ってやつをつければある程度は理解できるってこと?
呪文やと思ってたのをある程度読めるなんてすごくないですか!
…この辺ただの無知をさらしてるだけですね。
“返り点”で訓読できたところで、解釈は難しいんですけど…。
この本、ちょいちょいコラムみたいなのが差し込んであるんですけど、それがほんとおもしろいですよ。
因縁の話とか、東京タワーの話とか、しょーもないことなんですけど、「そこ普通つながらんやろー」みたいな驚きがあります。
笑い飯の哲夫さんの思考回路はすごい。
ちょっとでも興味があるならぜひ読んでみてください。
お経とか仏教について詳しい人が読んだらどう思うかは知りませんけどね。
おれもAmazon
中学の時、般若心経を暗記したり写経したりしてた堀くんって人がいて、変なやつやなーとしか思ってなかったけど、今思えば深いな、堀くん(笑
麦ふみクーツェ

『麦ふみクーツェ』
いしいしんじ 著
これまた世界観炸裂の、ありえない設定の登場人物や場所や出来事。
ありえないけど、歪んだ現実を誇張した世界の話みたいな感じがしました。
登場人物の名前もほとんど出てこないし、景色、音、臭い、所作、読者それぞれが想像するしかない要素が沢山あるんです。
特に音楽。
聴こえない音楽に感動することありますか?
読んだ人全員が違うイメージを持てる本。
これぞ文字の力。映画やテレビやマンガにはない魅力。
映像(画像)化だけは絶対にしてほしくないですね。
前半の霧がかったような重苦しい話の予感から、終盤の一気に視界が澄んでくる感じ。
ほんっとに最高です。
涙がでますよ。
『プラネタリウムのふたご』よりも好きかも。
MY BEST BOOKS表彰台確定。